c|net によるとオープンソース・イニシアティブ(OSI)の会長がオープンソースライセンス急増に対処するための提案を行ったそうだ。
オープンソースライセンスを選択する側からの意見を言わせてもらえば、自分のプロダクツで使いたい・利用しやすいライセンスがないことが問題だと思う。だからついつい俺流オープンソースライセンスに走ってしまうわけである。
個人的には
– 特定の団体名・プロダクツ名をライセンス名に入れるのはやめて欲しい(*1)
– 思想的な文脈を文章に入れるのはやめて欲しい(*2)
– もっとわかりやすく・きめ細かい条件選択ができるようにして欲しい
と思っている。実際のところクリエイティブコモンズ(CC)のオープンソース版があったらいいのにと思う。
クリエイティブコモンズのいいところはクリエイタが自分の希望にそった条件を選択してシステマティックにライセンスを作成できるところである。オープンソースのラインセスでも条件を選択してライセンスを作成できれば亜流や俺流ライセンスがむやみやたらと増えることがなくなるのではないかと思うのだがどうだろう。
追記 3/12:ふと思ったのだが IPA の「オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業」でオープンソース版クリエイティブコモンズをつくっちゃうというのはどうだろう。法律家の人件費が一番かかりそうなのだけれどそういうのをこれでまかねればラッキーである。上期の公募〆切は3末、あと半月かぁ…
*1) BSD, Apple Public Source License, Mozilla Public License…etc
*2) いわずと知れた GPL
⇒ オープンソース・イニシアティブ、ライセンス急増への対策を提案(c|net)
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