IBM の逆襲、Cell オープンプラットフォーム?

Mac の Intel ベース MPU 採用により実質的に Apple と袂を分かったかたちの IBM であるが、Cell を使ったハードウェア、ソフトウェアの開発をすべてのデベロッパーに開放する計画があるらしい。最終的には IBM がポーティングした Cell プロセッサ用 Linux も公開される予定だそうだ。

このニュース、WSJ の記事が元ネタである。ただし 6/7 発表を予定していると記事にはあるが日本時間では既に 6/8 午後(^^; 正式リリースが出るまでは何とも言えないがこれが本当ならなかなか楽しみである。

さてハードのリファレンスデザインや OS、開発情報がオープンプラットフォームとして公開されたとしても実際にそれを採用するハードメーカーが出てこないことには話にならない。IBM からの PC部門を買収した Lenovo はこれを採用するのか、Cell プロセッサの開発で連合を組んでいる SONY や東芝はどう出るかが注目。

[WSJ] IBM、Cellのスペック、ソースコード公開で「オープンプラットフォーム化」狙う(ITmedia)

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5 Responses to “IBM の逆襲、Cell オープンプラットフォーム?”

  1. sai より:

    うーむ。やっぱIBMと仲良くして方がよかったんじゃないのか>ジョブス
    もしLenovoが発売したら、結構欲しいです。

  2. GNUE(鵺) より:

    Cell はハイエンドPC というよりもゲーム機や情報家電にフォーカスしたプロセッサなので Apple/Jobs が求めているものと違うということなのかもしれません。個人的には家庭用エントリーマシンではグラフィック性能がよくてぐりぐり動いてくれるのならそれで十分という見方もできるんですけどね。

  3. clip より:

    Power Architecture Lauded at European Summit

    BARCELONA, SPAIN — Jun 8, 2005 — Power.org — a movement dedicated to accelera…

  4. TN より:

    「PS 3のHDDにフル機能Linuxを搭載」だそうです。
    http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0609/kaigai187.htm

  5. GNUE(鵺) より:

    TN さん、こんにちは。PC Watch の久夛良木さんインタビュー、なかなか興味深いです。即 Linux 搭載 PS3用HDD が登場するかどうかは何とも言えないけど、久夛良木さんの言う Cell のエコシステムが本気ならデベロッパーには大きなチャンスですね。