自傷行為をやめられないレコード業界

東芝EMI が CCCD をやめると宣言したと思ったら今度は「セキュアCD」なるものが発売された。

ITmedia の記事によると「CD」マークはもとより「CCCD」マークも付いていない。せめて消費者を混乱させないように「セキャアCD」マークを制定してつけるのが企業としての誠意であり義務であろう。

新たなCDコントロール技術「セキュアCD」を試す(ITmedia)

さて、Amazon ではどういう扱いになっているかなと思ったら「CCCD」のラベルがついていてレビューのところには延々「セキュアCD」の説明が。まぁ、当然と言えば当然かな。この手の表示義務に厳しいアメリカ系の企業だし、変に「セキュアCD とは知らなかった」と後からクレームつけられても小売りとしては困るからね。リアルなCDショップって最近とんと行かなくなったのだけど、どういう対応をしているんだろうか。

ところでこの Amazon だけど、面白いことに輸入版の CD も販売しているのね。しかもこちらは 900円近く安くてしかもノーマルCD。おなじアルバムは iTMS-J でも販売されていて、輸入版よりは少し高いけど国内版のセキャアCDよりは大幅に安い。

ここまでくると滑稽を通り越して哀れになってくる。でも同情はしないけど 😛

ザ・ローリング・ストーンズ「ア・ビガー・バン」(国内版セキュアCD)
The Rolling Stones「A Bigger Bang」(輸入版CD)
The Rolling Stones「A Bigger Bang」(iTMS-J)

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