以前にも取り上げたことのある「電子粉流体」を使った電子ペーパーが日立より業務用として実用化する。
ブリジストンの開発したこの技術(電子粉流体)だが既存の技術(MIT からスピンアウトした E Ink など)と比べて書き換え速度がはやいのが特徴である。SONY の LIBRIe を触ったことがある人ならわかると思うが、あの書き換え速度の遅さと前の画像が残る妙な残尿感は E Ink の最大の欠点であり、PDA などの液晶ディスプレイのかわりには到底ならない。しかしブリジストンの電子粉流体は液晶の100倍だそうなのでそういう分野での応用は E Ink よりも非常に期待が持てそうである。
今回日立が実用化したのは業務用の統合システム(無線で更新するらしい)らしいが、是非 携帯デバイス用の低価格な製品も出してもらいたい。
⇒ 日立の電子ペーパーが実用化 駅広告や車内表示に(ITmedia)
⇒ 応答速度は液晶の100倍,ブリヂストンが新ディスプレイ材料を開発(ITmedia)
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