新 AirMac Extremeベースステーション・インプレッション

新しい AirMac Extremeベースステーションのインプレッションです。

以前は AirMac Express を使っていたのでその設定ファイルを読込んで簡単に再設定ができました。なお「AirMac 管理ユーティリティ」は「AirMac ユーティリティ」に置き換えになったので、CD-ROM 内のソフトウェアは必ずインストールする必要があります。「AirMac ユーティリティ」はユーザインタフェースも変わり機能強化がされてます。

あと、以前の設定ファイルを読込んでもデフォルトパスワードはそのままなので再設定をしないとエラー表示がつきっぱなしになります。まずはベースステーションのパスワードを再設定しましょう。

とりあえず、気になったところだけをちょっと抜出してみると

– 無線モードは「802.11n(802.11b/g互換)」or「802.11n(802.11a互換)」
– CD-ROM からユーティリティを要インストール(AirMac ユーティリティ、AirMac ディスクユーティリティ)
– 外付け USB HDD は USBバスパワーでも動作
– 共有ディスクの実体は「/ボリューム名」「/Users/ユーザ名」のフォルダ
– 共有ディスクのアクセス制御は「アカウント」「ディスクパスワード」「ベースステーションのパスワード」の3種類のうちひとつ
– Windowsファイル共有にも対応
– Bonjour のワイドエリアホスト名

無線モードは「802.11n(802.11b/g互換)」と「802.11n(802.11a互換)」で切換えて使用。あとあまり使わないと思うけど 「802.11nのみ(2.4GHz)」と「802.11nのみ(5GHz)」もある。

だめもとで USBバスパワーの外付け HDD をつけてみましたが問題なく動作しました。NAS 製品で USBバスパワーは非対応という製品が多いのでどうかなと思ったけど大丈夫そう。

興味深いのが Bonjour のワイドエリアホスト名。インターネットからもこのホスト名でアクセスできるようになるみたいですがどういう仕組みなんでしょう。Apple 内に専用のダイナミックDNSサーバが動いているということなんでしょうか。何はともあれ固定IPでなくてもインターネット経由でアクセスできるようになるというのはいいですね。

追記:ワイドエリアホスト名はどうやら単なる DDNS サービスへのアップデート機能(Bonjour 用の名前を流用する?)のようです。で、どの DDNS サービス(プロトコル)に対応しているのかまったく書いてない….orz あるいはこれから Apple 独自の DDNS更新プロトコルを公開して ISP に対応してもらおうということなのか?

追記:なんのことはない DNS サーバに DNS Update(RFC2136) を送るだけっぽい。

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