2・3年前にどこかの blog で読んで行ってみたいなと思っていた DIALOG IN THE DARK(以下 DID)に初めて体験してきた。
簡単に言うと「真の暗闇を体験する」ワークショップ。アテンダント(全盲の人らしい)と8人の参加者でユニット(RPG 風に言えばパーティ)を組んで、手探りと声だけで暗闇の空間を歩いてゆく。非常灯はもちろん漏れてくる光もいっさいない。
初体験なのでいままでの DID とどう違うのかわからないが、今年は廃校になった赤坂の小学校で行われた。
人によって感じ方は違うとは思うが、自分としては意外なほど不安を感じなかったと思う。アテンダントさんの誘導がうまいというのもあるし、一緒だった人の声とかがあったからなのだろう。ただ、逆を言えばそれが物足りなかったとも言える。
これはどうしようもないことなのだろうけど、感じるものすべてが薄味というかビニールハウスの野菜といった感じ。あと、ストーリー仕立ても善し悪しかな。
もちろん、それなりに面白かったし。たぶん来年も行こうとは思ってはいるのだが、贅沢を言えばもっと「圧倒的な」何かを感じたかった。
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