SideClip Q&A

(C)2000 GNUE(鵺)
DATE: 2000/08/05


コンフリクト情報

■ ClippingNamer とコンフリクト

ユーザからいただいた情報によると、ClippingNamer というシェアウェアを使うと SideClip でクリップしたデータをデスクトップにドロップするとフリーズするそうです。

推測ですが、これは ClippingNamer が勝手にダイアログを表示しようとするためではないかと考えられます。

SideClip は Mac OS において BOA(Background Only Application) と呼ばれる種類のソフトウェアになるのですが、BOA ではダイアログを使用することができません。ダイアログを使用すると確実にフリーズします。


■ライセンスについて

Q) Macを複数所有している場合なんですが、所有台数分の料金は必要なのでしょうか? それとも1度の登録で複数使用がOKなのでしょうか?

A) SideClip のライセンスは機器単位ではなく個人単位のライセンスになります。したがった、個人で使用する分には何台の Mac で使用しても全然 OK です。

さて、そうするといくつかの疑問が発生します。

◆夫婦で一台の Mac を使っている場合はどうなるのか?
この場合、生計を共にし器機を共有している家族の場合はひとり分のライセンスでかまいません。

◆事務所単位で使う場合はどうなるのか?
現在のところ個人以外のライセンスはまったく考慮していません。高い価格ではありませんので、人数分の代金をお支払い下さい。

■圧縮解凍について...

Q) 圧縮ファイルがうまく解凍できません。

A) SideClip は圧縮ファイルではなくディスクイメージ(イメージファイル)になっています。アップル のサイトから Disk Copy 6.3.x をダウンロードしてお使い下さい。

また、ファイル名が .bin になっている場合は MacBinary のままになっていることが考えられます。その場合は StuffIt Expander で一旦 .img のファイルに戻してから Disk Copy をお使い下さい。StuffIt Expander をお使いになる場合、そのままディスクイメージをマウントしようとして失敗するかもしれませんが、そのエラーメッセージは無視しても大丈夫です。

なお、ウェブブラウザの初期設定で MacBinary を自動的にデコードするように設定しておきますとわざわざ .bin を StuffIt Expander でデコードする必要はありません。

■データサイズの上限

Q) 大きいデータっていうのは限界はあるんでしょうか。

A) プログラム的にはデータサイズの限界はないようにつくっているつもりですので、リソースのデータサイズの上限(う、忘れた(^^;)が理論的な上限になります。

それと、システムの空きメモリおよびシステムディスクの空き容量にも依存します。

ただ、実際に大きなデータを使った耐久テストが不充分ですのでプログラムのバグ等で問題が発生する場合があるかもしれません。

■付箋の位置をドラッグで動かす方法

Q) 画面のわきにはりつけた付箋の位置をドラッグでそのまま動かせないのが残念です。

A) 画面端に押し付ける感じで動かしてみて下さい。それで付箋の位置を変更できるはずです。

■ウェブブラウザから画像をクリッピングしたときの動作

Q) ウェブブラウザからリンクのある画像データ(GIF/JPEG)をクリッピングし、それをファインダーにドロップするとインターネットロケーションファイルになります。しかし、このインターネットロケーションファイルを開くと GIF/JPEG の URL を開き画像が表示されます。

テキストのリンクの場合はちゃんとリンク先の URL に飛ぶのに、画像データの場合はそうなりません。これは直感的ではないし、変です。ちゃんとリンク先の URL に飛ぶか、ウェブブラウザから直接ファインダーにドロップしたときのように画像ファイルが作成されるべきだと思います。

A) 確かにご指摘のとおりだと思います。しかし、これはみかけほど単純な問題ではありません。

まず、リンク先の URL に飛ぶべきだということについてですが、これはウェブブラウザがドラッグ&ドロップのときに情報を送ってくれないので SideClip のほうではどうしようもありません。なぜウェブブラウザ(NN も IE も)がテキストのときは送るのに画像のときにはリンク情報を送ってくれないかはわかりません。たぶん、それなりの理由があるのでしょう。

次にウェブブラウザからクリッピングされた画像をファインダーにドロップするとインターネットロケーションファイルになってしまう問題ですが、SideClip としては「画像の URL」と「PICT」(どちらもウェブブラウザからドラッグ&ドロップのときに受け取ったもの)をファインダーにわたしています。しかし、ファインダーのほうとしてはテキストデータの情報を優先して、PICT データを無視してしまいます。「なぜ?」とは聞かないで下さい。私には Apple の開発者の考えはわかりません。たぶん、こういうケースを想定していないだけかもしれません。

一番ベストな解決策はウェブブラウザ(NN や IE)とファインダー(by Apple)がプログラムを修正してくれることです。しかし、まぁそれは現実には期待薄です。

基本的に SideClip としてはなるべく情報を削らないようにしたいと考えていたのですが、現実問題として直感性が損なわれることのほうが深刻です。そこで、ウェブブラウザから画像データをクリッピングする場合には画像データの URL を含むテキストデータを破棄し、PICTデータのみをクリッピングするようにしたいと思います。たぶん、これで不自然な動作は回避できると思います。

なお、この修正は次のバージョン(1.02)で行います(修正済)

■クリッピング・データの表示

Q) 他のソフトではクリップした文字そのものが左端から表示されるのに、SimpleText ではクリップした時にファイルのタイトルが表示されます。

A) Mac OS では各アプリケーションがドラッグデータを作成するときにクリッピング名 (kFlavorTypeClippingName: 'clnm'), クリッピング・ファイル名 (kFlavorTypeClippingFilename: 'clfn') を情報として付加することができます。

SideClip ではクリッピング名>クリップファイル名>テキストデータの一部>データ属性の優先順位でクリッピング・データの表示に使用しているのですが、SimpleText ではクリッピング名にファイル名をそのまま使用しているためファイル名が表示されてしまいます。

■他の方の便利な使用法

Q) 他の方の便利な使用法を聞きたい気がします。

A) アンケートからの抜粋です。若干 編集していますが、基本的にほぼ原文のまま載せています。

  • 作業中及び作業予定の書類等を貼り付ける
  • URLClipの一時保管、メールの引用など
  • とりあえずはURL/アドレスの入力に使ってます
  • メールアドレスや住所をクリッピングにしています
  • ウェブブラウザからクリップしたいものを手軽にクリップさせていただいています
  • 過去メール(メーリングリスト・メールニュース・メールマガジン)を検索してメモする事をため込み、まとめてファイルメーカーのファイルに記録したりする時に使用しています
  • 長いメールでも、必要なところを抜粋してクリップしておいて、あとでひとつにまとめるなんてことが直感的に、すぐに出来て便利です
  • インターネットのページでリンクのメモ代わりに使っています。画像のクリップにも使えないことは無いです
  • URLなどは、とりあえずクリップしておいて、後で保存するかどうか決められて良いですね
  • 原稿作成時の引用の保管
  • 長文の編集と、素材の保管用として使っています
  • 文書制作時に文章や画像の避難場所として使う
  • 主にエディターでの文章やタグのクリッピングに使用
  • CMYKのマークをクリップしておいたり、メールの署名をクリップしておいたりしています
  • 仕事柄Photoshopを使用しています。ファイルを複数開いてこの部分をあっちへ、あの部分をこっちへということが多いのでとりあえず必要なパーツをクリップするのには便利です
  • 付箋紙的に使っています。LOGやWEBの文章から、とりあえず取っておきたい情報の部分をドラッグして、覚え書き的に画面の脇に張り付けてあります
  • Dragによって取り出せる情報はとりあえずClipしておき他のエディターで利用したり Clipinng fileとして情報を残す助けにしている
  • 主には一時的なクリップです。スティッキーズと併用するとイイ感じ