Aug '99

(C)1999 GNUE(鵺)
DATE: 1999/9/2

99/8/28
[Book] 今日の収穫

  • 食卓の中のDNA(中村桂子 著)ハヤカワ文庫


99/8/26
[Handmade] SH-3 を使った超小型ワンボードコンピュータ

今回は日立の RISC チップ SH-3 を使ったFox プロジェクトの紹介です。

このプロジェクトは野田さんという個人が行っているものです。まだ試作ボードができたばかりらしいが、プリント基盤を起こせばクレジットカード大になるらしい。

ちょっと話は変わるが、野田さんのお仕事は宇宙開発関係のエンジニアだそうで、彼のホームページに掲載されているマツド・サイエンティスト研究所はハードSF好きにはお勧めでです。


99/8/22
[Book] 今日の収穫

  • 彗星狩り 上・中・下(笹本祐一 著)ソノラマ文庫


99/8/17
[Handmade] Linux が動作する ARM ボード

前回は Linux が動作する 68Kボードだったけど、今回は Linux が動作する StrongARM(SA-1100) ボードのプロジェクト PLEB です。

オールインワンの MainPLEB、クレジットカードサイズの MiniPLEB、メモリドーターカードなどのプロジェクトがあるようです。MainPLEB のプロトタイプの写真が載っているけど、結構 小さいです。

英語が苦手なのでどういうプロジェクトかよく理解できていないのだけど、大学主導のプロジェクトのようです。

回路図や基板パターンが PDF で公開されていますが、ハード屋さん この回路図で自作することは可能かな?

ところで何故か、Related WorkGNUton がリンクしてます(^^;

[Web] 俳句のページを追加

俳句のページを追加しました。

7、8年前に創った句だけど一句登録しました。
ま、おいおい増えていくでしょう(本当かな(^^;?)

[Pre PDA] SONY PalmTop PTC-310

日曜日に返してしまったのですが、山本さんのご好意で SONY の PalmTop PTC-310 を借りていました。

おいおいインプレッションを書込みたいと思います。


99/8/15
[Book] 今日の収穫

  • 星のパイロット(笹本祐一 著)ソノラマ文庫


99/8/14
[Linux] サーバマシンもデザインの時代?

iMac が登場して以来、トランスルーセントな機器が氾濫し iMac モドキの製品が登場してきているけど、これってデザインが重視されるようになったというよりは、単なる流行りやモノマネに過ぎないんだよね。つまり、彼等は依然としてデザインというものをわかっていないのだと思う。

さて未だにデザインを理解していない Wintel 業界とは別に、なかなかイケてるデザインのLinux マシン BlueGrass が登場した。(株)アクアリウムコンピューターという今年7月に出来たばかりのベンチャー企業(大阪の企業らしい)の製品である。

製品スペック的にはたいしたことはないが、サーバマシンとして考えれば充分だろう。Web-based Server Configuration Software という機能があるので、たぶん Cobalt Qube のような使い方ができるのではないかと考えられる。

Cobalt Qube の場合、デザインや使いやすさ(Web だけで設定ができる)で一部の人たちには人気があったようなのだが、スペックの割には実売価格が高すぎるように思う。そのせいか Cobalt Qube が爆発的に売れたという話は聞かない。

まだ幾らで発売されるかわらないみたいだけど、価格設定はリーズナブルのものを期待したい。

デザインだけでサーバマシンが売れるかどうかは疑問だが、デザインセンスは良さそうだし、Windows マシンではなく Linux マシン(個人的には FreeBSD のほうが好みだけど(^^;)で勝負するというところが気に入ったのでがんばってもらいたい。


99/8/11
[Eclipse] 今日、皆既日蝕...

と云っても日本からは観れません(;_;)

今年もまた 皆既日蝕を追っかけて海外(ヨーロッパ、トルコ...etc)へ行った人達がいるようです(うるうる、うらやましいぞ)。

Internet 時代ということもありライブで中継もあるようですが、皆既日蝕は生(なま)で観るのが一番っす。


99/8/3
[Communication] 惑星間Internet を考える

ZDNet に面白い記事があった。「インターネットを火星までつなぐ方法,世界の高校生がディスカッション」というものだ。

記事の中ではハードウェア的な側面についてしか触れられていないが、ソフトウェア的な側面について考えてみると面白いかもしれない。

もし仮にハードウェア的(中継衛星...etc)に他の惑星と通信が可能になったとしてもここに大きな問題がある。惑星間通信では Delay(遅延)があるということだ。つまり、リアルタイム通信を前提としたデータ通信ができないということである。

現在の Internet は IP接続で(ほぼ)リアルタイムに通信を行っているわけだが、惑星間ではこの方法をとることができない。そうすると有効な手段として、昔ながらの(中継衛星間の)バケツリレーになるのではないかと考えられるが、どうだろう。

そうすると、今度は中継衛星の故障によりデータが失われることが問題になってくる。通信経路の多重化も必要だろう。


99/8/2
[Handmade] Linux の動作する 30 Pin SIMM Module

先月 Handmade Handheld PC の可能性について書いたけど、海外では 30 pin の SIMM 基板に Motorola の DragonBall (68K の省電力カスタムチップ、確か Palm がこれだったと思う)を実装して Linux を動かそうというプロジェクトがあるらしい。

30 Pin SIMM の基板上には

  • 16MHz 68EZ328 (DragonBall)
  • 2Mb FLASH ROM
  • 8Mb DRAM
  • が実装されており、10Base-T や LCD ドライバもサポートされている。

    約 $175US ぐらいになるらしいが、SIMM 基板だけなので SIMM ソケットで電源(3.3V)や周辺装置(LCD, キーボード...etc)を繋げる必要がある。

    ほんと、こうなってくるとハンドヘルドPCの自作も夢じゃないよね(^^)