Oct '99

(C)1999 GNUE(鵺)
DATE: 1999/11/1

99/10/29
[SF] 笹本祐一の世界

今月のSFオンラインで「星のパイロット」の笹本祐一さんの特集をやっています。


99/10/28
[Book] ∀ガンダムのノベライズ

∀ガンダムの小説が出たみたいなんだけど、イラストが萩尾望都さんなんですね(^^;

[Mac] PowerBook G3 の英語キーボード交換サービス

SONY の VAIO では1年以上も前からやっているサービスだけど、アップルもようやく英語キーボードの必要性(というか日本語キーボードがタコなだけなのだけれど)わかってきたみたいだね。iBook に関しても年内にスタートするらしい。

まあ、メーカー保証がついたということは評価できるけど、これだけじゃいままで販売店が独自にやっていたキーボード交換と大差がないよね。費用もかかるしね。

前からこのホームページで書いていることだけど、せっかく BTO という制度があることだし、オーダーの段階で英語キーボードを選択できるのが Cool だと思うのだけど、どうだろう。

それと量販店はどうしようもないけど、特定のショップの場合は英語キーボード・ユーザが圧倒的に多数派なところがあると思うんだ。そういうところは最初から英語キーボードの Mac を販売できればそういうユーザにアピールできると思うんだ。そういうかたちで販売店の特徴が出せたら面白いんじゃないかな。

「グローバルスタンダード(という名のアメリカンスタンダード)」と「日本固有の事情」を都合のいいときだけ使い分けるなんて頭の悪い官僚みたいなことばかりやってないで、ちゃんと Think Different してくれたまえ>アップル(株)

[Programming] Ruby本のプレビュー(見本PDF)

Ruby本のプレビュー(見本PDF)が ASCII DIRECT on the WEB からダウンロードできます。なんと、第二章 83ページがまるごと入っています。ふっとぱら(^^)!>ASCII

[Mac OS 9] ユーザ認証とセキュリティ

MacWIRE の音声 (声紋) 認証に関する記事で「指紋や虹彩,DNAなんてものは理想だが今のパソコンではまだまだ無理そうだ」と書いているが、Windows 用なら指紋認証の装置(PC-Card, USB)がかなり低価格(4~5万円ぐらい)で出てるぞ。

これがどういう意味を持っているかというと、Apple がちゃんと認証モジュールの API を公開して、指紋認証装置のメーカーがハードの仕様を公開(きっと30万ぐらい払わないとだめなんだろうなぁ(^^;)してくれれば Mac でも指紋認証をすることが非現実的な話ではないということだ。

# 技術資料さえ手に入るなら是非つくってみたい...

さて音声認証だが、セキュリティ上の致命的な欠陥がある。つまり、レコーダーで簡単に録音できてしまうことだ。まぁ、お遊びだと思って割り切って使った方がいいだろう。例えば、「フェードイン!」とか「ファイナル・フュージョン承認!」とか叫んでログインするなんて楽しいじゃないか(笑)

あと厳しい意見かもしれないが、Mac OS 9 のマルチユーザ機能でセキュリティなんて本気で信じてはいけない。シフトキーを押しながら Mac を起動したときのことを想像してもらいたい。つまり、そういうことである。

Mac OS で本当にセキュリティを考えるのなら機能拡張としてではなく、System に完全に統合する必要があるだろう。これが Mac OS 9.x 台で実現するかどうかはわからない(もし、実現するとしたら Mac OS 9.5 ?)。たぶん、Mac OS X を待つことになる。


99/10/27
[Mac] HD のパーティションわけ

HD のパーティション分けはどうしていますか?
うちは 1.3GB しかないこともあるけど、

  • Red Queen (System)
  • Knight (Applications)
  • Pawn (Users)
  • の3つに分割しています。これだと、何かトラブルがあったときの対処が楽なんですよね。

    パワーユーザは自分でパーティション分けをするのは当然として、コンシューマ向けの iMac や iBook はどうしてるのかな。工場出荷の状態だとやっぱり1パーティションだろうし、きっとそのまま使ってるんでしょうね。

    [Mac] HD 初期化&システム再インストール

    はぅ......Internet Explorer でブラウズするとほぼ毎回クラッシュするようになったので、HD の初期化とシステムの再インストールをしました(;_;)

    この前 HD を初期化したのが CPU ボードを取替えた半年前だからほぼ半年ぶりかな。やっぱ、半年に一度ぐらいはちゃんとシステムのクリーンナップをしないとだめですね。

    うちは大容量のバックアップ・メディアがないので HD のお掃除が大変です。たった、1.3 GB なのに(いまどきなんて小さい HD だ(^^;)。最近の大容量HD を標準搭載した iMac とか iBook とかのバックアップはいったいどうですんでしょうねぇ。

    さてと、何はとも あれこれで「しばらく」は安定するようになるかな....

    [Moon] ふたたび月へ

    NASDA「ふたたび月へ」 と題してインターネットシンポジウムを開くそうです。

    俺100歳まで生きるつもりだから(笑)、それまでに民間人がに行けるようになるといいな。

    BGM: 「アポロポルノグラフィティ

    [Programming] Ruby本が発売されたらしい...

    国産オブジェクト指向言語 Ruby の書籍がようやく出版されたみたいですね。でも、近所の本屋さんにはおいてないなぁ。新宿でないとだめかな。

    入門書としてはあまり興味がないのだけれど、生みの親のまつもとさんによる実装面での解説に興味があります。

    うちのプロバイダも Ruby が使えると少しは CGI を書く気になるのに...


    99/10/26
    [Mac] 新Sherlockに異議あり

    Basuke さんが NIKKEIMAC.COM で Mac OS 9 の新しい Sherlock のユーザインタフェースに異義を唱えています。まったくもって同感です。

    [TV] うちテレビもそろそろ限界...

    いいぬまさんとこもそろそろ限界らしいけど、うちのテレビももうだめですね(^^;

    昔の真空管テレビさながらに画面を付けてしばらくしないと画像が安定しません。それと、音もときどき割れたり鳴らなくなったりするのでビデオの音声出力を使ってだましだまし使ってます。

    まぁ、学生の頃から使っているのでもう15年くらいかな。しょうがないですね(ふつう、そこまで使わないぞ(^^;)

    お金にいとめをつけないのなら Apple のシネマディスプレイでテレビを観たいところだけれど、貧乏人にはとうぶん無理そうですね。


    99/10/23
    [Basilisk II] Basilisk II 0.8 for UNIX 用パッチ

    Basilisk II 0.8 が公開されたようです(ホームページがまだ更新されていないので注意)。でも、まだ PB140 ROM の問題は直ってません(;_;)

    unix19991020.diff(0.7-2 用)では 0.8 のソースにうまくパッチがあたらないので、新しく unix19991022.diff(0.8 用) を追加しました。


    99/10/21
    [Basilisk II] for UNIX でプレファレンスを拡張するパッチを公開

    Basilisk II 0.7-2 ではまだ特定の ROM (例えば PB140)を 030 モードで動かすと Mac OS の起動時にエラーがでるという問題があります。for Windows だとプレファレンスで 020 モードを選択すればいいのだけれど、なぜか for UNIX にはその項目がありません。

    そこで for UNIX で CPU の選択ができるプレファレンスを追加するパッチをつくってしまいました。http://www.cyborg.ne.jp/~gnue/junk/basilisk_ii/unix19991020.diff というファイル名で公開しました。もし欲しい人は勝手に持っていって下さい。ただし、無保証です。

    BasiliskII-0.7 のディレクトに移動して

    patch < unix19991020.diff

    でパッチをあてることができます。


    99/10/18
    [Mac] Mac OS 9 のパッケージ機能

    POSEIDONさんのところにも解説があったけど、うちでもちょっと書きます。

    NeXTSTEP(NEXTSTEP, OPENSTEP, or OpenStep、以後 NeXT で統一)を知っている人なら知っていると思うが NeXT ではディレクトリを拡張子(".App", ".Config" 等)で判別してファイルのように扱う機能がある。今度 Mac OS 9 で導入されるパッケージ機能は Mac OS X を見越して NeXT のパッケージ機能をよりエレガントに実現したものと言える。

    NeXT ではこのパッケージ機能を使って複数の CPU や言語表記に対応していたわけである。それを考えると Mac OS 9 のパッケージ機能でもそれらのことが実現しやすくなると考えられる。

    Mac で複数の言語表記を実現するケースを考えてみよう。まずリソースに複数の言語を入れておくことが考えられる。しかし、リソースにはディレクトリのような機能がないので、あらかじめリソースIDを決めておくことになるだろう。そうすると言語の追加のためにプログラムを変更したりと非常にめんどうなことになってしまう。別の方法は言語リソースをアプリケーション・ファイルとは別に用意することだが、これではファイル構成が複雑になるし、何よりめざわりである。

    昔の Mac はアプリケーション・ファイルを一つドラッグコピーするだけでよかった。しかし、機能が豊富になるにしたがってフィアル構成が複雑になり、インストーラが必要だったり、フォルダの中からアプリケーション・ファイルを探して起動しなければならなくなった。パッケージ機能は複雑になった Mac のアプリケーションを、ユーザから見て昔のシンプルなスタイルに回帰してくれるだろう。

    システムフォルダもそうである。今のシステムフォルダや機能格闘、もとい機能拡張フォルダを開いてみると目眩がしてくる。QuickTime 関連、OpenTransport 関連がそれぞれ一つのパッケージになったと想像してもらいたい。非常にすっきりするはずである。Technote 1188 にはアプリケーションに関してしか書かれていないが、将来は機能拡張などもパッケージになると思われる。

    ちょっと気になるのは StandardFile ダイアログがパッケージに対応していないことである。いまだに古い StandardFile ダイアログを使用しているアプリケーションも多いわけだし、パッケージの中身が一般ユーザに見えてしまうのは書割りの舞台裏をうっかり見てしまうみたいで興醒めである。


    99/10/10
    [FreeBSD] PAO3

    ただいま、FreeBSD 3.2 のインストール中...

    ところで PAO3 って SCSI PC-Card に対応してないのね。インストールする段になって気がついて、「うわぁ、どうしよう!」とあわてたのだけど、以前はだめだった VAIO 505 の専用CD-ROM が使えるようになってて助かりました。

    SCSI PC-Card が使えないと不便なので、早く使えるようになって欲しい...


    99/10/9
    [Book] 今日の収穫

    • ブギーポップは笑わない(上遠野浩平 著)電撃文庫
    • BSD Magazine 1999 No.1 アスキームック