Nov '99

(C)1999 GNUE(鵺)
DATE: 1999/12/2

99/11/30
[Palm] 書道

あはは、Palm でも「書道」というのが出たんすね(笑)


99/11/28
[Mac] PackageTool

Apple Developer Cnnection の Sample Code ページに Mac OS 9 のパッケージ・フラグを変更するための PackageTool が登録されています。

本来はサンプルコードですが、バイナリも入っていますのでデベロッパでない人でも使えます。

Mac OS 9 でないと起動しないようにつくられていますが、ソースコードでシステム・バージョンのチェックをしている部分をコメントアウトして再コンパイルすれば Mac OS 8.x でも利用できます(あんまり意味ないけど(^^;)

あと、このプログラムは単純にフラグの変更しかやってくれないので、アプリのエリアス作成は自分で作成する必要があります。ま、ソースコードがあるので、エリアスの作成機能など自分でカスタマイズしてみるのもいいいでしょう。


99/11/25
[Rocket] H-IIロケット8号機打ち上げ失敗に向けた緊急アピール

旧聞ですが、宇宙作家クラブが「H-IIロケット8号機打ち上げ失敗に向けた緊急アピール」を公表しています。

運悪く東海村の臨海事故と時期が重なったために宇宙開発と原子力開発をいっしょくたに論じている人がいますが、それって味噌も糞もいっしょに論じるようなものです。

原発関連の事故は過去何度も繰返され、また過去何度も発表の遅れ、嘘を繰返してきました。それに住民の生命、未来の生態系を『担保』にしているという意識の欠落。リスクマネージメントという観点では得られるメリットよりもリスクのほうがあまりに大きすぎてとても経済的とは言えないのに、リスクマネージメントに関するコストを無視して経済性を主張する詭弁...

それに比べてロケットの発射は目に見えて失敗がわかるのでどうやっても隠しようがありません。原因がちゃんと糾明できなければ、それだけ成功率が低くなるだけなので一時逃れの言い訳はいっさい通用しません。

そして、ロケットの打上げ失敗によって多くの生命が危機にさらされるわけでも、生態系が壊されるわけでもありません。つまり、原子力の事故と違って、取返しのつかない失敗ではないわけです。

過去の歴史を振返り、ロケットというものは失敗の積み重ねによってようやく成功するものだということを思い出してもらいたい。そういう意味で今回の打上げ失敗も将来のための糧としてきっちりと活かしてもらいたい。

[Sherlock2] メタリック調はやっぱり不評

Sherlock2 や QuickTime4 で採用されたメタリック調ユーザインタフェーススキンだが、このスキンを剥ぎ取って伝統的な Mac のユーザインタフェースにしてしまうパッチが登場したらしい。

公開後3日で1万5千のダウンロードがあったそうで、あのメタリック調ユーザインタフェースに対する不評を物語っている。


99/11/17
[SONY] Mac でも VAIO GEAR が使いたい!

SONY さん、自社製品(VAIO)のみ対応なんてけちくさいことしないで、Mac でも使えるようにして下さいよ。

せめて技術資料さえ公開してくれれば....


99/11/16
[Phone] 携帯・PHS が加入電話の加盟者数を追いこすらしい...

テレビのニュースでやってたのでいつ追いこすかは聞き逃したんだけど、携帯・PHS が加入電話の加盟者数を追いこすらしいね。

まぁ、当然だね。携帯・PHS のほうが使いやすいし、端末費が安いし(\0の場合もある(^^;)、それに加入権もないしね。

もうそろそろ、時代遅れの加入権やパルス/トーンの価格差なんて考え直したらどうかな?>NTT

とりあえず、まだ Internet のために加入電話使っているけど、cdmaOne の 64K パケットや W-CDMA がはじまったらそれももう必要なくなるね。

[Rocket] H-II 打上げ失敗

うーん、ようやく打上げになった H-II 8号機が第1段エンジンの燃焼の異常停止で失敗しちゃいましたね...


99/11/9
[Planets] 惑星間インターネット構想

以前このページで惑星間インターネットの問題点(遅延時間のために TCP/IP のようなリアルタイムのプロトコルが使えない)を指摘し、惑星間インターネットでは古式ゆかしいバケツリレー方式が使われるだろうと書いたが、実際に NASA ではそのようなことを研究しているらしい。


99/11/8
[Mac] Universal Headers 3.3 & Universal Interfaces 3.3

POSEIDON さんのホームページで新しい Universal Headers が配付されたのを知り、さっそくダウンロードする。

# ところで、Apple のホームページではまだアナウンスが載ってないぞ(^^;
# なぜ、本家より早い(笑)> POSEIDON さん

Carbon では PRAGMA_ALIGN_SUPPORTED が obsolete で完全に使えなくなったので、それを使っているヘッダを修正する必要あり。InternetConfig 1.3 の "ICTypes.h""ICAPI.h" を使っているデベロッパは注意。


99/11/6
[OS] OS のリリース方法について...

Mac OS 9 が発売され、新しもの好きはそうそうに飛びついたみたいだけれど、細かい問題がいろいろあるみたいですね。

仕事で DTP をやっている人はいまだに 7.6 を使うのだと聞いたことがあるけど、仕事でアプリケーションを使っている人たちは新しい OS でアプリケーションが使えなくなったらたまらないだろうね。まぁ、仕事でコンピュータを使っている人は無闇に OS のメジャー・バージョンアップをしないというのは常識だけど、新しいハードで最初から新しい OS しか使えない場合もあるから悩ましい問題だ。

新しい OS でエキセントリック(で不安定な)新機能を使いたいという人もいるだろうけど、もっと安定した OS で使いたいという要求もあると思う。でも、Apple も Microsoft もそういうユーザの要求はまったく考慮していないようだ。

Mac も Windows もメジャー・バージョンアップの最初はほとんどお金を払ってβテストをしているようなものだというのはこの業界の常識だけれど、こういうビジネススタイルはいつまで続くのかな?(ま、アップグレード・ビジネスが儲かるのはわかるけどさ :-P)

FreeBSD や Linux などのオープンソースの世界では新機能を含んだ現在進行形のバージョン(CURRENT, SNAPSHOT)と動作の確認された安定化バージョン(RELEASE, STABLE)に分けて更新するスタイルがとられている。だから、ISP などで FreeBSD や Linux を使っているところは安定化バージョンを使えばいいわけである。バグフィクスやセキュリティホールの修正も安定化バージョンで行われるので安心である。

Mac や Windows などの商用OS は場合は現行バージョンでしかバグフィクスを行わない。したがって、前の OS にはいつまでたってもつまらないバグが残ったままということになる。新しい OS ではそのバグが修正されているだろうが、新機能のためにもっと致命的なバグがやまほど含まれている。そして、その致命的なバグがなくなる頃には、また新しいバージョンの新しいバグを含んだ OS が登場するわけである。

2つのバージョンの OS をメンテナンスするというのはコストがかかるし企業としては辛いかもしれないが、Mac OS も現行バージョンと安定化バージョンの2つバージョンを平行してメンテナンスしてはどうだろう。そうすれば企業ユーザも安心して Mac を使うことができるというものである。

Apple はメンテナンスしなくなったソフトウェアを「メンテナンス・モードに移行した」と称するが、本当の意味でのメンテナンス・モードがあってもよいのではないだろうか。

Please "Think different." >Apple


99/11/4
[Web] think Trick or Treat!

Macintosh Garden(めのうさんとこ)の think Trick or Treat! Tシャツ に応募する。当たるといいな(^^)

[Emulator] Basilisk II 2-Nov-1999

Basilisk II の source snapshot(2-Nov-1999) が出ています。

大きな変更は不完全ながらも 040 モードがサポートされたことですが、CPU モードの選択機能がついたりなどの変更があります。

何よりもうれしいのは今までは 020 モードでないと起動できなかった PB140 ROM が 030, 040 モードで起動できるようになったことです。


99/11/3
[PC] ユーザがつくった HP200LX の後継機

HP200LX の製造中止決定で HP200LX のユーザが中止決定撤回の署名をしていたことは記憶に新しいと思うけど、あてにならないメーカーに見切りをつけて自分達で HP200LX の後継機(とあえて云っておこう)Morphy One をつくったらしい。

HP200LX とは違い Morphy One は AT 互換機なので PC-UNIX 系の OS が素直に走らせやすいのがいいね。実際、対応OS には Linux が入っている(個人的には FreeBSD のほうが好きだけど)

まぁ、486互換CPU(M~66MHz で可変らしい)なのでちょっと苦しいかもしれないけど、Fusion や Basilisk II などを走らせてみたら面白いかもしれない。


99/11/2
[November] うげっ、もう11月だよ...

しゃれになんないぞ...(^^;