昨日は sumim さんと Squeak なお友達の集まりにご一緒させていただいた。阿部さんに世界聴診器(*1) を見せてもらう。やっぱり実世界とインタラクションがあるというのは面白い。それにしてもひさしぶりに濃い話(*2)が聞けてよかったです。
それと plan9 に興味を持っているという鈴木さん。plan9 は Smalltalk や Lisp に通ずるものがあるように思います。plan9 の「すべてがファイル」を「すべてがオブジェクト」に置き換えてみるとわかりやすいかも。
思えば去年の同じ頃 sumim さんと新宿のロイホでオブジェクト指向な話をしたのが、自作の NewtonScript インタプリタをつくった(つくれた)直接のきっかけでした(*3)。あのとき sumim さんの Smalltalk に対する熱い思いにあてられてなければ、「いつかはつくりたい」と思いながらもあと10年はできなかったと思います(謝謝)
*1) あれは「世界聴診器」でいいんですよね?
*2) sumim さんにしたら薄いほうかもしれませんが(笑)
*3) 間接的(?) には Jobs が Newton を Kill したことからはじまり、ruby を知ったことやら、肥大化する OS への失望やら、いろいろなことすべてが混ざり合ってます
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少々、薄味でしたかね(^_^;)。Cocoa も Xcode もすべて Ruby で書かれていてエンドユーザーリーチャブル(もちろんスクリプト言語としても利用可能)な Mac OS X、あるいは ViewFrame がデフォルト、さらに NewtonScript で書かれた NTK を自身に含み、Notes のみならず環境内どこでも NewtonScript コードの評価が可能で、マジックポインタなんてない Newton システムを想定していただければ Smalltalk システムの濃さというか、話題の豊富さは想像に難くないと思います(笑)。
Smalltalk システムの濃さは重々わかってます(笑)。VM Maker とか面白いですね。
ViewFrame がデフォルトというのはバイトコードからソースコードを復元しているということですか。Lisp の pp (プリティプリント)みたいな感じ?
Newton のマジックポイントはかなり苦肉の策ですね。個人的にはクラス指向ライクな機能を言語レベルで実現するためにマジックポインタの拡張を考えてます。時期尚早かと思ってまだ書いてませんがそのうちホームページに書込みます。