土曜日、LLDN の昼の部に行ってきました。
携帯の目覚ましをセットしておいたので一度は 7:30 に目を覚ましたのだけど、ついついまだ大丈夫だなと思って二度寝してしまいました。気がついたらもう10時前(はじまる時間じゃん(^^;)、急いでシャワーを浴びてから出発。
会場の四谷区民ホールについたのが1時間遅れの11時で、Language Update で ML の発表の途中でした。あ〜ぁ、Gauche とか Haskell とかも聞きたかった。Perl や Ruby に関してはメディアやインターネットでの露出が多いので知ってることばかりで新しみはなし。結局「Perl6 ってどうよ」って感じ。個人的に PHP ってあんまり趣味ではないのだけど、PHP 5.1 はなんか使えそうな感じ。でもお仕事で使ってる人たちは PHP 4 を使い続けるんだろうな。
フレームワーク対決は Sledge, Ruby on Rails, Kahua。Sledge ってはじめて聞いたのだけど旧オン・ザ・エッジ(現ライブドア)が自社用につくった Perl用のフレームワークらしい。8割はアメリカに行っちゃったあの人が書いたらしいのだけど、あの人ってあの人のことだよね(^^;?
Ruby on Rails は以前 OSC2005 でも聞いたのでとりあえずスルー。
Kahua は“継続”(*1)を使うということで非常に興味深かった。Kahua のいいところは Webシステム(HTML)を意識せずに Scheme のプログラムで書けるということろ。まったく Webシステムを意識しなくていいかというとそうでもなさそうだが、普通にアプリケーションを書くように Webアプリケーション(?)が書けるというのは面白い。ただ、原理的に継続の実行環境がシステムに大量に生成され一定時間残ってしまうので、実験的なシステムならともかく実際のシステムではちょっと使えないかな。これに関しては質疑応答で「ページ遷移の流れの中で必要なくなったら自動的に一括削除できないか」(*2)という質問があったが、発表者がちゃんと質問意図を汲み取れていなくて期待した答えが得られなかった。個人的には一連のページ遷移の流れの中でセッションID等で継続にマークをつけて管理し、例えばログアウトしたらそのセッションIDで作成された継続は全て破棄する等の処理は可能なのではないかと考える。
キミならどう書くは、ある発表(ぴー、自主規制)が非常に眠気をさそってしまってその後の○○さんの発表は朦朧としてあまり聞けなかった。全体的にそれぞれ個別の発表と言う感じで、せっかくいろんな言語の人たちが集まっているのにそれを活かせず残念。他の言語発表者からツッコミを必ず入れるようにしたりしたほうがよかったように思う。
あと今年は Lightning Talk はなし、夜の部の「デモ自慢」がそれに相当するんだろうけど夜の部はチケットとれなかったんだよなぁ。。。
追記:来年は是非 NEWT/0 on iPod Linux でもデモしてみたいものである
*1) コンピュータ用語で continuation の訳。Scheme などで実装されている。Kahua は Gauche という Scheme処理系を使っている
*2) 実際には質問者がこう言ったわけではないが、質問者の意図はこういう意味だったと思う
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