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LL Weekend 2004 の参加申込開始

木曜日, 6月 10th, 2004

Lightweight Language Weekend 2004 の参加申込が開始になったらしい。Lightweight Language とは軽量プログラミング言語のこと。

プログラム予定を見る限りはいまいちなので迷ってしまう。興味がありそうなテーマは「LLとblog」ぐらいかなぁ。各言語の言語デザインやインプリメントとかのつっこんだ話があれば参加するんだけど。

日時:2004年 8月 7日(土) 〜 2004年 8月 8日(日)
会場:日本電子専門学校 9号館メディアセンター
参加費:一般 3,000円、学生 1,500円

LL Weekend

Io

金曜日, 1月 23rd, 2004

以前 sumim さんに教えてもらったプロトタイプベースのオブジェクト指向言語。いつのまにか日本語のリファレンスマニュアルなんてできてたんですね。

面白いなと思ったのはアクタによる並行動作ができるところ。どうも UNIX の fork とかって気持ち悪さがつきまとうのだけど、アクタだと自然に並列処理が受け入れられるような気がする。sumim さんはアクタ理論というとオブジェクト指向との繋がりをイメージするようだけど、私的には初めてアクタ理論を知ったのは並列処理コンピュータに関する書籍(訂正)だったので並列処理のための理論というイメージが強い。

あとコルーチンという用語を久しぶりに聞いたような気がする。コルーチンというと(使ったことはないが) modula2 を思い出す。

訂正:20年近く前なので記憶があやふやだが、並列処理コンピュータではなく一般的なコンピュータサイエンスの書籍だったかもしれない。そのときアクタ理論(モデル)がデータフローモデルに非常に似ているという感じたので並列処理と結びついて覚えていたのかもしれない。Google で検索すると「アクタ・モデルを介したデータフロー・モデルによるオブジェクト指向の実現」という論文があった。

Gauche

火曜日, 1月 20th, 2004

sumim さんとこの Swiki(*1) で見つけたんだけど、日本人が開発している(*2) Scheme 処理系。“Gauche” と書いて“ゴーシュ”と読む。Gauche にしろ Ruby にしろ日本でもオリジナルの処理系をつくってる人って結構いるんですね。なんとなく心強い。newt もがんばらなきゃ 🙂

ところで Gauche って IPA のオープンソフトウェア基盤整備事業や未踏ソフトウェア創造事業の支援を受けてたんですね。どういう内容で応募したんだろう。興味あるなぁ。

それと Gauche の FAQ を見てると Scheme って「末尾呼出しの最適」をやってるんですね。簡単な再帰だと効果が大きいし newt でも取入れてみたいかも。

*1) Swiki って何て読むんだろ。なんとなく「スキヤキ」の「スキ」のように読めてしまう。内容的にはスキヤキというより闇鍋か(^^;
*2) かなり最近のものらしい

⇒ Gauche